やはりな、という気持ち

桜蘭を読んでて少し思ったこと。引き続きネタバレなので隠します。



第80話、キングがお母さんと無事に会えた後のカット、ホスト部メンバーが各々飛行機を見つめるところ。
空港までキングとハルヒを送り届けたときのまま、車にもたれかかって空を見る(その顔は隠れて見えない)鏡夜先輩を見て。
やはりそうか、と。彼はどこまでも見守る人なのだ、と。
昔アニメに影響されてアリスパロを書きましたが、あのときの鏡夜先輩のイメージが、あのコマに収縮されているようで嬉しく思いました。
ハルヒを助ける仕事はお前が適任だ、俺はせいぜいここで見守ってやるさ。そんなスタンスの彼がすごく好きです。
あのカットでは彼の顔を見ることはできないけれど、きっと彼は飛行機を見つめながら笑っているのだろう、と思います。
いつでも彼は冷めてるようにみえるけど、本当はホスト部を大事に思うメンバーの一人には変わりないのです。