あ、さて。
観に行ったよー、アフタースクール！
いやあ・・・この映画の話を聞いた時は何より先に怒っちゃったよねえ。
だって、大泉洋さんに佐々木蔵之介さんに堺雅人さんって、大好物のオンパレードじゃないかああ！
映画大好きなおにゃのこと一緒に上映しているいい感じの映画館*1までてこてこ歩いて行ってきたよ。
宣伝文句は「甘くみてると、ダマされちゃいますよ」でした、が、はたして。
確かに、ダマされたかもしれない。でも、全然騙してなんかなかったんだ。
なんかもー、ホント良かった！コノヤロー絶対ＤＶＤ買ってやるぞチキショーめ。
昨日友だちに「普通の人の演技できる人が好きすぎる」と言ったばかりなのにこの映画。にくいっ！
うっかりパンフレットまで買ってしまった。思わぬ出費。後悔はしていない。
だって、袋とじでシナリオ入ってるしね！ううむ、パンフ製作スタッフは分かってるなあ。
フライヤーにも載っている、横一列に座る大泉さん・常磐さん・堺さん三人の図。
まさか、このシーンがあんな展開だったとは・・・拍子抜けというか、それこそどんでん返しというか。
いろいろズコーンとやられたシーンがありました。
神野（大泉さん）の「一緒に帰ろう」はもちろんグッときたのですが、「助けてほしい、って言われて」「それで、お前は？」「いいよ、って」なんて木村（堺さん）の台詞もなかなかどうしていいじゃないか。
それからグッジョブ子役。超ナイス。特に木村役の子の笑顔が非常にナイス。
あと、部外者の北沢（佐々木さん）も非常にいい味出してました。神野に裏切られ（たと思っ）て、仲間にもあっさり売られたあとの北沢の、何も映さない瞳の色がなんとも言えなくて。
勿論笑えるシーンも盛りだくさん。客席からも所々でクスクス聞こえてましたよ。
終盤、全てが分かったあとに見えてくる木村の可愛さには驚くばかりであります。
最後の台詞が「良かったね」っていうのもいいよねえ。不憫だ。
確かにホテルに朝まで二人でいたが・・・ホントに『ホットケーキ』だったんだな（笑）
可愛いといえば、警察たちの可愛さといったらない。特に運転手、お前もか！
振り返ってみれば、神野は誰も騙しちゃいない。
観客は神野が家に帰るシーンで衝撃を受けるけど、なんのことはない、友だちが家にいるだけ。
確かに私は騙された。でも、誰も、何も騙しちゃいない。その妙が気持ちよくて仕方なかったです。
