濁った水溜り 映った僕の顔
下校時間、いきなり降りだす雨。
みんながスクールバスへと急いで走っていく中、
ある女の子に手紙を渡す為に雨に濡れながら待つ私。
「ああ、なんか青春」って思った。
・・・まあ、面白くないオチとしては、その雨が大雨じゃなかったって話なんですけどね。
濡れるっていうほど濡れてない。でも嘘じゃないわよ、ちょっと表現の誇張を示唆しただけよ。
この土地で「雨」という天候を滅多に感じない私は、とても嬉しくなったのです。
みんなはうっとおしそうに「雨かよ〜・・・」って感じで空を見上げてましたけど。
何ヶ月も晴れ通しだと、雨は更に美しい。バスから久しぶりに見上げる雨は格別でした。