しばし動揺

洗濯物をたたみながらとりとめもなく様々なことを考えていたら、大変なことに気付いてしまった。
私、人を好きになったことがないのかもしれない。(長文注意)









ついったーさんがマジ小悪魔で、こっちに記事書く気力を吸い取られて気付くと数時間経ってるし本当に怖いんですが、それはさておき。
フォローしてる方でものすごーく好きな方がいらっしゃるんですよ。
TL上にいらっしゃるとテンションがどんどこ上がるし、どうにかして絡んでいきたいし、でも絡みすぎて気持ち悪いことになって毎回凹んでる。
で、わははーまるで恋のようだー、と洗濯物をぱたぱたしながら冗談で考えていたわけですが。
元々私は人ってのにあまり興味がなくて、いや人は好きなんですけど、そこに自分が必要だとは思ってないんですよね。
だから今までは誰かに「恋」をしても、付き合うだの手を繋ぐだのデートするだのキスするだの、そういう方向には考えなかった。
私と相手がいることでさらに素敵になれるならまだしも、その人はその人でいるだけで素敵なのだから、私が必要ないのです。
だから、誰かに「恋」をしたら、ああいいなあ、素敵だなあ、ああいう風になりたいなあ、と眺めるだけだった。それで十分だった。
でさ。ついったーのその人と、今まで私が「恋」した人たち、何が違うんだろうって。何も違わないよなって。思っちゃったわけです。
ついったーの人は女性の方で、だから恋じゃないのかしら?いやむしろ私はバイなのかしら?と真剣に考えたけど、多分それも違うんです。
だって好きになったらそんなの関係なくなるだろうし、バイの可能性を考え始めた後もその人に恋愛感情は生まれなかったし、純粋に好きなだけなんだ。
女性なら尊敬、でも男性だと恋。おかしくないか?
つまり、相手が男性だから「恋」だと勘違いしてた、それだけなんじゃないか?
世の中には恋というものがあって、思春期になるとするもので、それは異性にするのが大多数で、目で追ったりするとそれは恋で。
そういう情報に流されて、私は擬似的に「恋」をしていたんじゃないだろうか。
好きは好きでいいんだよ、でもそれはきっと恋愛の「好き」ではなかった。尊敬の好きだった。いつも、いつも。
つーか、今までの「恋」を恋愛だと認めてしまったら、私はいろんなおにゃのこに「恋」しなくちゃいけなくなる。恋多き乙女にも程があるぜ。
もしこれが真実とするならば、私は今まで恋をしたことがない。
だって今まで、本当に好きな人に近づこうとはしなかったもの。
・・・いや、その人の考えをもっと知りたい、という意味で近づきたいと思うことならある。そこには私という人間を大きくしたい意図がある。
でも、相手に私の存在を認めさせて、その人にも自分に恋をしてほしくて、という感情は生まれなかった。たったの一度も、だ。
・・・困ったな。今まで勘違いしてたことが恥ずかしく、恋愛経験がないことも恥ずかしい。
「片思いっていいよね!」と思ってたけど、その片思いさえ、ただのまっさらな思慕だったんだ。
・・・見返りを求めない愛ってのも違うよな、愛は注いでないしな・・・相手の持ってる世界観を知りたい、それだけだ。


やべえ、考えがまとまらない。いや、まとまってるんだけど、うまく文章にならなない・・・
しかし由々しき事態である。今までの擬似恋愛はそれはそれで楽しかったし、満足してるんだ。そのことが由々しき事態だ。
このままだと、私は一生恋愛をしないまま死んでいくんではなかろうか・・・?
結婚したくない、むしろ人と付き合いたくない、とは思っていたけど、まさか恋愛さえしていなかったとは。衝撃的だ。