60億キロの「はじめてのおつかい」

気付けば日付越えていた。ぼーっとしすぎた・・・
明日からまた授業じゃないか・・・ちきしょー、行きたくないなー。
さて、はやぶさの中継は主に管制室とニコニコ動画『探査機はやぶさにおける、日本技術者の変態力』で過ごしました(昨日の記事参照)。
21:50、ニコ生に特攻かけてみるが勿論弾かれました。ですよねーorz
仕方ないのでその後も管制室とニコ動を行ったり来たり。
10時半ごろ、管制室がにわかに活気付き、拍手が起こります。
音声が聞こえないのでなんだなんだ?と思っていると、どうやら管制室での全ての通信が終了したらしい。おおおおお!
管制室にいるスタッフたちの「やりきった」という表情にちょっと涙ぐむ私。
その後一気に管制室が過疎化。え、どういうこと?と思ってたら、そこではやぶさの最期が見れるわけじゃなかったんですね!
気付いたときにははやぶさサンプル落下1分前、慌てて和歌山大学での生中継に飛ぶも、はやぶさ帰還の瞬間を見逃したあああああああ
ニコ動のコメントは「おかえりいいいいいいいいいいい」で埋め尽くされ、情けなさでまた涙出た。
ショボーンとしてたら、コメントにて「和歌山大がはやぶさの最期動画をうpした」との情報が。急いで見に行きました。
オーストラリアでじっと待つ撮影者。「どこや・・・」の呟きに私も合わせて祈っていました。
「あー!!」という声に必死で画面を見ると、どんどん大きくなる光が。
まるで流れ星のようだ、と思ったけど、それよりさらに大きい。うわあ、としか言えないほどまばゆい光。
はやぶさが最期に自身を燃やし尽くし、その光で空が、まるで朝が来たかのように輝いた。涙が出ました。
その後は放心状態のままニコ動のコメントを眺めていました。みんな熱くて、泣いてて、すごく嬉しくなりました。
さて、記事書くかーと思ったときに、ツイッターにてはやぶさ情報を流してくれていたはやぶさ帰還ブログからツイート。





Hayabusa_JAXA みんな、ただいま!!




途端に涙が止まらなくなり、うわごとのように「おかえり、おかえり」と繰り返していました。

地球の撮影は最後までうまくいかなかったという話でしたが、どうやら最後の最後で一枚成功したらしい、とか。
ヘリからサンプル本体が目視され、回収班による回収作業が始まった、とか。
読売の写真とか、火星からの写真とか。
そうか、もうはやぶさはいなくなっちゃったんだな・・・と思ったら、またじわり。
おかえり。こんなに長い間、ずっと動き続けてくれていたんだね。おつかれ。
そして、おやすみ。もうあなたは破片も残らず燃え尽きてしまったけど、地球まで来てくれてありがとう。ゆっくり眠ってね。

はやぶさ地球再突入後のビーコン音ですでにMADができていた。なんというジェバンニ
初めは「はええwwww」とか「すむーちかよwww」とかのコメントが流れてたけど、その明るさが沁みた。
はやぶさの最期の声で作られた作品。素敵でした。


以下、いろいろサイトを載せてみます。最期の光が見れたり、最期の瞬間を見れたり、最期の音が聞けたり。


http://www.ustream.tv/recorded/7634995
http://twitpic.com/1whtmx
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20100613-OYT1T00818.htm?from=main1
http://twitter.com/Hayabusa_JAXA