「やっぱりか」と私は笑った。

よーし閃光聞いたついでにコイツも聞いたれーい!とCDプレイヤーにセット。

スカート (初回限定盤)(DVD付)
スネオヘアー
ERJ (2007-02-21)
売り上げランキング: 55797

一曲目で泣いた。
そりゃ「久しぶりに聞いたら泣くかも」って書いたけどさ。マジかよ。
一曲目「スカート」、歌詞じゃないけど本当に『光と闇』の中を彷徨っている。
こんなに素敵な二人なのに、どこか危ない。少しでもずれてしまったら、すぐ離れ離れになってしまいそう。
その危うさにスネオヘアーを感じて、いつの間にかボロボロ泣いてた。
泣きながらも、うわーやっぱり泣いてるよー、って笑っちゃって。おかしいなあ。
にしても、本当にスネオは優しい歌を作るようになった。
「コミュニケーション」で感じた優しさが、「ワルツ」辺りからぐぐっと強くなってきている。
勿論、ただの優しさじゃなくて、春先の風みたいな冷たさが常にあるんだけどね。
ラストの「太陽」なんて、『そう、愛してるんだ』だもん。
ちょっと前まで、アイラビュー、なんて『欠伸の出る言葉』だって言ってたのになあ。変わるもんだ。
「フォーク」の頃のかたくななまでの分かりにくさを取っ払って、今のスネオは分かりやすくなった。
分からないならそれでもいい、と聞く人を遠ざけていたあの頃の彼の曲もどうしようもなく好きなのだけれど、
「headphone music」のような可愛さをもったスネオヘアーも、それはそれで最強だと思うのです。