図書館にて

久しぶりに本読んだ。

風が吹いたら桶屋がもうかる (集英社文庫)
井上 夢人
集英社 (2000/07)
売り上げランキング: 157044

あー・・・いいっすねー。





主人公は普通。ちょっと変わってるのはルームシェアをしている仲間の二人。
でも彼にとっては、「変わってる」だけで「変」ではない。
一人は本格ミステリー好きでいつでも理論ぶったニート。もう一人は超能力者の公務員。それだけ。
ああ、と思っちゃったのは、超能力は趣味と同じなんだ、という話のところです。
全国の駅弁の包装用紙を集めるのと超能力の練習をするのはなんら変わらないんだ、と。
・・・既に図書館に返却してしまったので確認できないのがアレですが(
私の近くには超能力者はいないようですが、
もし近くに超能力者・・・つーか「低能力者」がいたらこういうことになるんだろうなあ。
「10円玉必死に動かすことの何がすごいんだか」とか思うんだろうなあ。
とにかくなんだかんだで三人の仲がすごくいい。羨ましいぜチキショー。