私だけの鍵

今日、工業系の職業訓練校っぽい所へ見学に行きました(よく分かっていない)。
機械の部品を作る勉強をしている学科へ行った時、見学者全員にその場で手作業で作ってくれた鍵。
この鍵を入れる穴も使い道もないけれど、たった一つの、私だけの鍵です。
学生さんが私に無愛想に渡したその鍵は、できたてで温かくて、それがすごく嬉しかった。
私は技術は好きなんだけど不器用だから、工業関係で働くことは多分ないでしょうが、
それでもほんの少しだけ「ここに入りたいなあ」と思ったのです。本当です。
思わずその人に惚れるところでした。嘘です。
自動車整備科の人も、青いつなぎに白いペンキが撥ねてたりしてなかなかカッコイイ。
思わずその人に惚れるところでした。半分嘘です。

少し話がズレましたが、とにかくすごく感動してしまったのです。
今でも思い出せる、鍵の温かさ。嬉しかったんです。本当に、本当です。